キャッサバ、それは未来の食糧難を救う
キャッサバと聞くと、アフリカなどの開発が遅れた地域の食べ物とイメージする人が圧倒的でしょう。
キャッサバの存在はそんな単純な考えでは余りにも勿体ない。
しかしキャッサバは
水が少なくても育つ
肥料ほぼ不要
根が強く、倒れても再生する
痩せた土地でも収量が出る
という特性があるため、離島農業と相性が良い
更に結構栄養価が高い。
でも、弱点はある。
寒冷地、霜が降りると枯れる。
シアンを含んでいる。部分箇所によってその強さは変わり、皮の部分が最も多い。
日本の場合、米より好まれない。
生産や加工場など流通システムが殆ど無い。など、幾つかのハードルが存在する。
でも、タピオカなど加工次第で日本人にも必ず馴染む食品となれる。
馴染みのない事が大きく影響している。
現在キャッサバ栽培はほんの一部の地域農家で栽培されている状態。
温暖地、例えば沖縄や八重山諸島などだと。
しかし、日本の食糧安保や大きな気候変動など、未来の食料に思いを馳せると、
キャッサバ栽培は最も適した方法だとAIも推奨する。
日本で食料保証の一部として生産とするには、幾つかの品種改良が必要だろう。
例えば寒冷地に強い品種
シアン含有量を減らす。
甘みを加えるとか生育期間の短縮など。
尚、シアンに関しては加工すれば全く問題が無いそうだ。
青梅を梅干しやその他の加工品にするのと同じなのだろう。
ある程度の低温地域での栽培できるとなったら、耕作放棄地や山で育てるとか、一石二鳥とも言える効果が生まれる。
離島や小島などの耕作地の少ない場所や痩せた土地でも、何ら心配なく育つそうだ。
放置された山林に植えていけば、山の管理にもなるし農林業者の収入源にもなる。
里山の、米作りが難しい土地でも育てられ、食糧確保の手段にもなる。
AIは人類の食糧保証として、このキャッサバを広めていく必要があると。
日本に今すぐ導入と言う訳では無いが、種子からの品種改良をして置く事は重要だと思う。
結構多くの人達の主食となっているキャッサバの品種改良は進んでないそうだが、それは枝を刺すだけで収穫できるという簡単さが理由らしい。
種から育てると言うより、根っこの部分を収穫し、地上の枝の部分は土に挿して置く。
それだけで1年後~3年後にはまた収穫できる。
ソメイヨシノ桜の様に接ぎ木や挿し木で増やしていく方法。
だがキャサバは種子がある。種から品種改良できる素地があるのだ。
日本お得意の品種改良技術を持ってすれば、10年後20年後には日本の土地や好みに合うキャッサバ品種を創り出せると私は信じている。
農政関係者は将来の食糧安全、そして世界の情勢に左右されない食料確保として、キャッサバの存在を真剣に考えるべきでは無いかと強く思う。