大空ひろしのオリジナル小説

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ディスプレイによる映像の違い

息子2人がコンピュータープログラム関係の仕事をしている。
仕事にしているのでPC関係のアクセサリーはハイレベルの機器を使用している。
最も、会社では機器のレベルアップは亀のように進まないらしい。


幸い長男は派遣なので在宅勤務。一応在宅勤務が可能になるほどのレベルに達している?らしい。


形は自営みたいなもの。仕事に関する機器は必要経費として落とせる。
それ故か、機器のアップ交換を偶にする。
特に意識しているのがディスプレイ。


画面とにらめっこの仕事となるので、目には特に気を遣う。
様々な製品情報、カタログ情報、そして、秋葉原で現物見分と、そのディスプレイ選び熱意は大した物。


勿論、スマホを持っているがその利用頻度は極々短時間。理由は目に悪いからだ。
抑も、スマホを利用しなくても常にPCと一緒。わざわざ小さな画面で何かをする必要など無い。


そして長男のお気に入りディスプレイはEIZO
一般的なディスプレイより高価。映像に関しては一級品だという。
実はそのディスプレイのお下がりを息子から貰った。


自分が今まで使っていたのはLG製品。これもかなり前に息子達からのお下がり品。
製造年が古く、長い間使用しているのでディスプレイの映像とかの品質は無視していた。


所が、お下がりのEIZOディスプレイは明らかにその性能の違いを感じた。
発色の違いとでも言うのだろうか?
その違いが顕著に表れるのが4K映像。最も我が使用していたLGディスプレイは4Kに対応していなかったのだが。


早速4K映像を視聴。YouTubeに沢山アップされている。
花火。日本各地の花火大会の映像。美しい!!! 
まあ、実際の花火大会で見る感動に比べると、さすがに落ちるが。


何カ所かの花火大会の映像を観たが、フッと気付いたことが。
大会を盛り上げるための音楽。
場所によってはただ流行の歌をながしているだけの所。
夜空を美しく彩る花火とマッチしてより感動を高めるような歌を流す所。


つくづくその違いを感じ、演出の出来不出来でこうも花火の格が違ってくるのかと。
現代若者に人気のある曲が花火にマッチするとは限らない。
ダンスミュージックは踊れるような雰囲気の所では効果的かもしれない。
だが、花火は体を踊らせると言うより心を躍らせる物。やはり演出曲は考えた方が良い。


素晴らしい演出の所では、歌と花火破裂音、そして夜空に広がる美しい模様がマッチしていた。
恐らく吟味した曲と、曲のリズムにタイミングを合わせた打ち上げ等々、そうとう研究努力をしたのだと思う。
花火を音楽で盛り上げようとするなら、曲の選出やそれに合う演出にも気を配ると更に感動を呼ぶと思う。


どの様な花火の打ち上げにどの様な歌なり音楽が相応しいか、優秀な演出力だったら、更に素晴らしい感動的な花火大会に出来ると思う。



【大空ひろし】あさもや/オリジナル曲
花火大会曲とはまったく関係ありません