大空ひろしのオリジナル小説

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外出時トイレ事情

普段なら例え渋滞しても10~20分ぐらいで通過出来る道路だが、
その時は事故が重なり全く動かない大渋滞。


こんな時に小用を催したら悲惨な状況となるのは皆さんも経験しているのではないでしょうか?
自分は仕事で移動するのは常に車。電車に乗るのは一年に一度あるかないか。
なので、このような逼迫した状況に陥る事も数度ある。


情けないけど、漏らしたことも。また、やっと公衆トイレを見つけ用を足せたが、出ること出ること、驚くほど長い間用を足したことも。
体も序でにと反応したのか、オナラもプープー小刻みに放出しっぱなし。
隣の立ちション男性に申すわけ無いと思わず謝ってしまった。
でも、その時はお漏らしせずに済んだし、知らない場所知らない人なのでスッキリ終えた。


でも、上述のような渋滞に嵌まると、1人乗車なので降りるわけにも行かず窮地に脂汗を掻く。
既にご存じの通り、自分は掃除屋。その当時はレジ袋はサービスだったので、引っ越し時に残していくレジ袋は豊富で、重宝するレジ袋は大量に車の中にストック済みだった。


そこで、そのレジ袋を漏れないように体を動かし後部から取り出す。
そして念のため、レジ袋を何枚も重ねその中に放尿する。


幸い、バスやトラックなどの背の高い乗り物は近くに無かった。それでも用心のため上着を脱いで膝に被せ、上半身を動かさないように用を足した。


正直言って、以後この方法は使えると思ったのだが、その後、排尿逼迫のような状況になったことは無いのが不思議と言えば不思議だ。


ただし、この方法は男性には結構有効だが、女性の場合はどうなのだろうか?
やはり、長距離ドライブ予定を組んだら、女性用の排尿用具を用意したほうが思いやりとなるのでは?


それよりも、運転する身としてはおっくうなのだが、頻繁にトイレ休憩をするのが何より。
家族とか親しい仲なら、女性に対しても気軽にトイレ要望を尋ねられるが、親しくなる前のデートとかは運転時でなくともトイレに気を遣って上げるのが紳士だと思う。


何故そんなのに拘るのか? 若い時、そんなことなど全く気にせずデートして相手に即嫌われた。その理由がトイレに関することだったと後で知らされたので。
苦い経験ですね。



【大空ひろし】蒼い都会 /オリジナル曲