大空ひろしのオリジナル小説

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停滞気分など必要ない

岸田首相が米国バイデン大統領の下に訪れる。
下僕行動だと言う人も居る。
何時までもアメリカに頭を下げ「ハイハイ」と犬のように振る舞うと。


確かに、世界強豪国の一員である日本が、米国に従うような外交は見た目が宜しくない。
自分もそのような姿勢に不満を持っていた。


だが、最近その気持ちが変わって来た。
米国追従、適度なら良いのではと。


戦後から現在に至るまで、やはり米国の威を苅田から成長できたという部分も少なからずあると思う。
例えば戦争。米軍事力のお陰で戦争に至らず済んだ。また、米国の押しつけで付け加えられたという憲法9条。
詳しく学んでは居ないが、そのお陰で南北朝鮮戦争に出兵せずに済んだ。ベトナム戦争も水面下では米国に加担していたが、軍事力は行使せずに済んだ。


憲法9条は一部の日本人にとって不満かも知れないが、少なくてもそれによって守られてきた事実は厳然とある。
命も物も破壊だけの戦争を避けられるなら、世界から戦争紛争を少なく出来るのなら、憲法9条も息苦しくも無ければ悪い物でもない。


戦争だけで無く、経済面でも米国の影響は大きい。
バブル期、日本が米国を抜くとさえ言われた時期。米国は汚い手段をあれこれと打って来て
結局日本経済の停滞を演出した。
これにはすこぶる不満であり憤慨するが、今の中国実態を見ると、日本があの程度で済んだのは良かったのかとさえ思う。


何時しか米国は世界一で無ければならないという意識に固まった。なので、出る杭を米国民全体が必死に打ち砕く。それが米国の本当の姿。


それ故、米国に低頭で「へいへい外交」はある意味有効で頭の良いやり方かも知れない。


日本は静かにそして底地からを蓄え。米国の犬外交と言われながらも力を発揮していけば良いと思う。


今は様々な分野で変革の時ではないだろうか?
例えばエネルギー。今までは石油転園ガスと化石燃料に頼ってきた。
これからはそれらに頼らずともエネルギー自足の道が少しづつ開ける。


典型的なのは、少しの元石油があれば、CO2と特殊な水でどんどん石油を作れる技術。
自然エネルギー開発も盛んな日本。ペロブスカイト太陽電池等々。


自動車にしても、トヨタ中心に様々にハイレベルな電池も間もなく市販となる。
技術面では他国に引けを取らない、或いは他国を凌駕するような技術力を有している。


文化面に於いても、マンガを中心に音楽も決して遅れを取っていないし、連綿と続く文化価値も素晴らしい。
徐々にではあるが、欧米に煽られ言いたいことを声高に喚く人が増えた。
それでも他国に比べれば相手を思いやる素晴らしい心を捨ててない人達が圧倒的。
人間として誇れるもの。


日本人には知恵がある。能力がある。技術の蓄積も文化の蓄積もある。
今は米国に平身低頭している日本に見えるかも知れない。
でも、自分達のテリトリーで日本人の優秀な能力に人間性に磨きをかけ続ければ、やがて米国も頭を下げて来るだろう。



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