大空ひろしのオリジナル小説

オリジナル小説や音楽を

最初は何でも下手っぴ

所謂、音楽曲なるもの。メロディーとか歌。
自分はそれを作るのが楽しい。


以前から公言しているように、曲作りはPCでアプリ(ソフト)を操作して創る。
何故なら、自分は楽器を全くと言って良いほど扱えない。


学校で習った縦笛(現リコーダー)。ピアノは一回だけドレミがソラシドを弾かせて貰ったぐらい。
恐らく、余りにも技術が低すぎて練習させるレベルに無かったからだろう。だって、その時初めてピアノに触ったのだから。


花の青春時代。ギターを少し囓ったが、その程度。
だが、その時にコードなるものを知ったのは、今少し役立っている。
音楽は音符も読めない義務教育音楽レベル。それも、中の下ぐらい。


成人になると、先ずは本能に従って女性に目が行き、音楽は偶に聴く程度。
結婚してからは家族に奴隷のように働かされ、ゆっくり音楽を楽しむ時間など無かった。
最近になってようやく仕事量が緩くなり、好きな分野に入り込める様になった。


以前にも述べたが、曲作りは短編小説をYouTubeにアップしたところから始まる。
単なる朗読形式では物足りないので、BGMとなった。
著作権が五月蠅いし、面倒なので、自分で音を創る。


これが病み付きになる程楽しい。
勿論、まともな曲にするのには相当苦労する。今でも、自分の曲は音楽として成立するのかという疑念が時々湧いてくる。
でも、羞恥心が徐々に薄まり、厚顔で発表している状況。


一番の難問は、頭に浮かんだ「素晴らしいと思うメロディー」がアプリで音を探している内に忘れてしまう事。又は変わってしまい、しょうもないメロディーになってしまう事。


次は、良いメロディーが浮かんでも短いフレーズだけという情けなさ。
つまり、次のフレーズが思い浮かばない。それでも曲と言えるなら良いのだが。
最近は、フリー音楽で同じサビの繰り返し曲も結構多くなっている。でも、それではやはり飽きてしまう。


他の動物に比べ、人間は環境適応能力に優れていると言われる。その分飽きやすいのだ。
新しい物を覚える能力が発達しているが、その分忘れるものもかなり多い。
一字一句間違いなく記録するのは紙とかデジタル保存に任せたい所。


脱線したが、とにかく曲作りは面白い。
時間があり、趣味が少ない人は挑戦してみては如何でしょうか?
現在は曲作りを補助するツールが沢山出ている。フリーソフトもある。


自分は音楽系カタカナには親和性が無い。簡単に言えば拒否感を持っている。頭が悪い。
なので、取説を頼ること無く、殆ど勘でソフトを操作して来た。
失敗やらイライラの繰り返しことで、「こんなことも出来るのか」と、少しづつ操作方法を自分の物にして来た。


そんなんなので、最初は自分でも吐き気がする程酷い曲ばかりだった。でも、人間繰り返して行く内にそこそこの技量を習得出来るもの。
諦めずに続ければ、皆さんが素晴らしい曲を創れるかも知れないですよ。



【大空ひろし】あさもや/オリジナル曲