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政治の現状に一言

現在の選挙制度では、自戒が少ない党に老人議員が居座る。
議員は特権階級と勘違いする老議員達が力を行使する構図は、日本政治を決して良い方向に持って行けるとは思わない。


現に、今の自民党議員等のていたらく、犯罪集団とも言える様相は老人議員達が作り上げたと言っても過言では無い。
最も、権力や金を得るために議員となった野心家の若い人達も中には居るだろう。
自民党には後藤田さん(父親の方)のような立派な議員は居なくなったのか?


国民は議員等に委託するほか無い。選挙になれば候補者全員が日本を考え国民を考え良くしたいと、見せかけの正義を訴え続けるが、その立候補者達が本心なのか裏で何をしているか迄は見えない。


更に、年配者達の中には、自民党には悪い議員も多いが、政治を考えれば自民党議員しか無いと思う人も居る。
何故、投票は「やはり自民党」となるのか。自分には分からない。
その様な有権者が今の自民党議員等の後押しをしたのは否定できない。


今の日本を牛耳っているのは官僚たち。
長年積み重ねてきた各持ち場の知識・能力は半端ではない。
議員が数年で交代する大臣。大臣の知識など埃ぐらいだ。
順繰り送りの大臣職議員の知識レベルは心持たない。
官僚の暴走を何とか食い止めているのが大臣の人事権。決して小さくない権限だ。
その程度と判断しても間違いない。


中には官僚等と堂々と戦う議員、大臣もいるが、大抵パワハラだと言われ、矛先が鈍るのが現状。なので、多くの大臣は官僚となあなあ状態。


例えば総務省。戦後間もなく出来たNHKの法律。
国民は社会の変化を鑑み納得出来ないと声を上げているのに、法律を変えようとか、制度改革さえも一向にしない。
それどころか、もっと国民から金を搾り取ろうと画策するのを手伝っている状態。
これは大臣にも大きな責任があるが、総務官僚達の天下りとかの利権に関係があるから内部では改正に相当圧力を掛けているのだろう。
旧NHK党の立花氏によればだが、議員等は多くの悪事をNHKにがっちり握られ、動きが取れない状態だという。事実かどうかは堪忍出来ないのが残念。


NHKに関する法律さえ変えられないのに、何が憲法改正だ!


皆さんも薄々感じているかも知れないが、例え自民党議員が居なくなっても日本は崩れない。大きく変わらない。
ぶっちゃけて言えば、日本の官僚は優秀だから。悪事を行っているかはなかなか分からないが。


野党と政権交代した時もそんなに変わらなかった。
酷かったのは、唐突という形で政権が回って来て与党になった野党。政策基本や手法が準備不足でままごとのような政治にしてしまったのが、あの政治。
自分たちのカラーを出そうと、そのことに執着してしまった感がある。


野党が政権交代を望むなら、しっかりした理念や政策を用意するべき。現官僚達とも今からでも意見交換を十分しておくべきだ。そして、現実路線を壊すのでは無く、一歩一歩未来に歩いて行く姿勢を持って欲しい。
何でも反対では、とても応援出来ない。
アピールするだけで中身が無ければ、政権交代は日本の損失になりかねない。