大空ひろしのオリジナル小説

オリジナル小説や音楽を

何でも入れれば良いとはならない

自分に取って、ホットコーヒーに砂糖は欠かせない。


コーヒー粉を息子が買ってくれたのでドリップ。
砂糖の代わりにシロップも有りだと思い、
果物の缶詰の残った甘汁をシロップ代わりに入れる。


とんでもない味に
甘さは少しだけ感じるが、酸っぱさの方が強い。
何の果物かと確認したいが、缶は捨てられていた。


妻に聞いたら、「何だったかな?」
恐らく梨だろうと。桃の味がしたが、実が小分けしてあったので違うと思う。


何れにしてもこの酸っぱさ。だが、不味くて飲めない、と迄では無い。
でも、自分みたいに缶詰の甘汁シロップ入れるのは止めた方がいいでしょう。


所で、そのコーヒーの粉。
スーパーの棚に並んでいる5~600円の品程度かと思っていたら、
何と一袋4000円だって(本当か?)。 贅沢すぎる!
息子はふるさと納税の返礼品を送ってくれたのだ。


確かに味はまろやかだが、金額を聞かなければ少し上等な品ぐらいにしか思えない。
若き頃は喫茶店でお客にコーヒーを淹れていたのに。
嗜好品故に、味なんて常に突き詰めていないと分からなくなる。



【大空ひろし】一人ぼっち/オリジナル曲
前回アップした作品です。
気に入らなかったので修正しました。


一度のアップで完璧を演出できない私。反省してます。
でも、懲りずにこれからも幾度も修正して行くでしょう。

花の季節

桜の季節が始まった。桜の種類によってはこれからが本番。
その桜を差し置いて先ずはチューリップを話題にしたい。


チューリップの色や形。近年は非常に種類が多くなってる。
同色が列を成して咲き誇る姿は、それなりに壮大。
でも、美しさの感動は薄い。何故なのか。見飽きたから?
果たしてそのような感想は自分だけなのだろうか?


球根を土に埋め、芽を出し、そして咲いたチューリップ。
手を掛けて育てたチューリップは、例え一本でも美しい。
なのに、チューリップ畑とかチューリップ公園とかには感動が湧いて来ない。
沢山のチューリップに囲まれていても。


桜はどうか? 一本の木でも目を楽しませてくれるが、多ければ多いほどその美しさが増す。
果たしてチューリップ畑と何が違うのか?
地上と樹上の違いだろうか? 否、そうではないと思う。


地上に咲き誇る菜の花畑。過去に田んぼを彩った一面のレンゲソウ。丘を埋め尽くす「ひたち海浜公園」のネモフィラなどもとても美しい。


どの位置に咲いていても美しさの差にはならない。
視界を埋める広さでも無ければ分量でも無い。


単一色の美しさはどうだろうか?
桜の淡いピンクが連なる光景も、頭上に覆い被さり咲く光景も良い。


だが、様々な色彩のチューリップ。大量であればあるほど飽食を感じてしまう。


では、同じように多くの色が咲き競うツツビの丘はどうなのか?
思わず写真を撮りたくなる美しい色彩。
紅葉と同じような感動だ。


花の分量の差なのか?
小花が寄り添いひしめき合って咲いている様(さま)が美しいのか?


そう考えると、チューリップの花は少しボリュームがあり過ぎるのかも知れない。


様々な思索を繰り広げているうちに、ある事に思い至った。
あれこれ考えているより、花々の美しさを素直に感動した方が心を幸福にしてくれる。


みなさ~ん! 殺風景さを感じていた眼に喜びを与えてくれる季節がやって来ました。
大いに楽しみましょう。



       





【大空ひろし】 八重のさくら/feat.さとうささら

暇な間にコツコツ


【大空ひろし】ふわふわ /ショート小説



【大空ひろし】迷子の犬/BGM



【大空ひろし】森の響き/ BGM


一番上の作はショートショート風。星新一作家先制のスタイルを真似ている。
内容は全く違い、レベルは比較するまでもない。


真ん中と下段はミュージック、BGMですね。
意識しているのが小説動画に挿入する予定でのBGM音楽。
もっともっと、様々な音源を作って行く予定。
慣れるまではしょうもない曲かもしれないが、スポーツ選手が繰り返し反復で技術が上がるように、我が作業も沢山熟すことで少しづつではあるが成長しているし、これからも成長したい。

嫁姑問題、タッチしたくない

永遠のテーマだと思う。恐らく家族があるかぎり永遠かも知れない。


私の経験談から。
ある家庭を訪問。私の仕事の大半は無住居の部屋での仕事。
だが、住んでいるお宅にも出向く。


長年定期的に通ったお宅。邸宅と呼べる立派なお屋敷。
ご贔屓にしてくれた人間的にも尊敬できるご夫婦。常に対応してくれるのは奥さん。


ご主人の立派だが、奥様も思いやりが深く立派な方だった。
ご夫婦の子供達が未だ中学生の頃からの付き合い。
やがて結婚した息子夫婦や娘夫婦は一緒に住んで無く、離れた地域に暮らしている。


息子さんの嫁さんにも会ってるし、会話も普通にした。
お嫁さんに対する感想は、美人で控えめな感じの普通の女性という感じ。過不足無し。


子供夫婦とは別に暮らしているし、訪問先の奥さんは優しい人で、嫁さんにも取り立てて文句も殆ど言わない。
だが、こんな家庭にも嫁姑問題、と言うより不満はあったようだ。


自分の娘のように、文句や不満をストレートに発散出来ないだけに、私のような他人に
ボソッと零すことも。
(こんな人間的にできた奥さんでも、嫁に対して不服を抱くのか?)
と、思う。
私としては、だからといって奥さんの評価を下げてはいない。むしろ、結構家族の内面的な話をしてくれたことに、信用や信頼されていると嬉し感じた。


私の仕事は、仕事内容によってはあちこちの部屋に入る。寝室にも娘の部屋にも。
メイドの様に、監視無しのフリー行動である。
この仕事の大事な点の一つとして、信用信頼を持ってくれるかという要素が大きい。


余談として、その邸宅に庭の手入れ要員の若者が数人来ていた時期があった。
まともに働かない若者達だったとみて、奥さんは私に不満を漏らした。


「休んでばかりで何時仕事してんだか。それに、何か怖いのよね。だから、鍵の確認を何回もしている」
建坪100坪の広い家なので。出入り口や窓が沢山ある。
若者等も、強盗などする気は毛頭なかっただろうが、雰囲気がヤバかったようだ。
結局短期間でお断りしたそうだ。


人は経験を積めば、立ち居振る舞いを見て相手がどんな人物かが、ある程度分かるもの。


一家のもう一つの柱である妻が、自分の夫や子供達に不満を抱くのは自然なこと。多いか少ないかの差だけ。
況してや嫁は他人である。心証を見抜けない、または、見たくないとなると不安が湧く。
もう一つ、息子が虐げられていないか、良いように扱われてないかと何故か思ってしまうものらしい。
なので、息子大事さに文句も出よう。誤解も生もう。ある意味仕方が無いこと。


中には、自分の思い通りに嫁を動かそうとする姑も居るようだが、これはどうにもならない存在。運が悪かったと思って諦めよう、距離を置こう。


女性は、身近な自分の家庭や家族を守るという意識が強い。
男は社会で揉まれるというのもあり、より広い観点を見る。
男は家庭を顧みないと言われる事もあるが、状況にもよるが、男って決して楽しているのでは無いと、世の女性諸氏にも理解願いたいと勝手ながら思う。


因みに私の場合、母は早くに他界しているので、妻には嫁姑問題は最初から無い。

繋ぐ遺伝子

我が妻と結婚する前、つまり交際期間中。
彼女がこう言った。
「25歳前後で子供を産むと良い子が出来るんだって」


当時はその言葉の裏付けやデーターなど全く気にせず、諸手を挙げて大歓迎で子作りにセッセと励んだ。
当然の如く妊娠。お互い精子や卵子に問題が無かったようなので。
あまりお腹が大きくなるとウェディングドレスが着れないと、急いで結婚。


もしかしたら策略? いやいやそうは思いたくない。


そして生まれたのが長女。この娘が「良い子」かどうかは未だに疑問。
とにかく私の遺伝子をしっかり繋いでいるようで、我が儘、自分勝手、我が強いを引き付いた。妻が言うには「悪性遺伝子」
我が良き遺伝子は何処に行ったのかと思う程だ。


後で気付いたのだが、娘に引き継がれた遺伝子は必ずしも私の物だけではなかった。しっかり妻の分もあった。
なかなかの強情っぱり遺伝子をね。


それでもよくよく「良遺伝子」を探すと、とにかく健康体。本当はこれが一番素晴らしいのかも知れない。
小さい頃から病院に行ったことが無い。娘の妊娠出産時は別。


娘が幼児の頃、「私、疲れたから寝る」と一人で布団に潜る。
体温を測ってみたら結構高かった。医者に行くのを嫌がったのでそのまま寝かせたら
翌日には平熱に。恐ろしき快復力。親は薬を与える暇も無く全快。


学生時代も医者に罹った事が無かったと記憶している。
ただ、娘なので女性特有の疾患などで、私に知らせず病院に行ったことがあるかも知れない。


親を超えた難しい娘だったが、ある日男を連れて来た。
私も妻も、厳しい表情で迎えたが、内心は喜び、否、真実はホッと安心した。


例え若薄毛頭だったとしても、何の不服もない。嫁として貰ってくれるだけ有りがたいと思ったのは事実。
まあ、薬剤師で給料も良かったし、とにかく雰囲気は大人しい。
娘の傲慢な性格に付いて行ってくれそうだったので。
今では娘が苦労させるのか、一段と薄毛が目立って来ている。


かように遺伝子は絶大な影響力がある。女性が男性を選り好みする気持ちも分かる気がする。
より良い遺伝子を受け入れ、子孫に繋げたいという本能的な欲求が組み込まれているからだろう。あらゆる生物、雌に与えられているようだ。
その反面、雄は自分の遺伝子を継がそうと、己を省みず雌にアタックする。
うん、正常だな。


なので女性達は男性のアタックに対し、嫌悪感や忌避感を抱いても表立って示さないで欲しい。
男性は、以外と傷つき易い。その理由は、「しょうもないプライド」が高いから。
宜しくお願いしますね。
昨今の男性諸氏は傷つくぐらいなら一人でも良いと、強がりが優先するようなので。


それにしても、女性は弱い立場というけど、妻になり奥さんおばさんを経れば。
体力的には男性の方が強いが、多くの場合様々な対立では女性の方が強い。
DVの気がある男は別。犯罪だしね。
我が家でも表面的に折れるのは自分。ただし、重要な決断は譲らない事にしている。




【大空ひろし】駄目なんだから/feat.さとうささら